家庭が求めるのは「時短」

日頃の食事で和食を作る機会が非常に多いかと思いますが、塩、醤油、だしはもちろんのこと、和食になるとお酢を使った料理が比較的多くなります。お酢のもつ殺菌防腐効果が食材の彩りを保つ効果や発色を良くする効果などあるため、多くの和食で色止めとしても使われています。もちろん調味料として酢の物や寿司飯など多くの和食で使われています。

また和食で使われているお酢にも多数種類があり、料理によって使うお酢を変えます。最近は夫婦共働きの家庭が多くなり、ゆっくりと食事を作る時間が失われつつあります。それでも忙しい中で家族に手料理を食べてもらいたいという気持ちで、日々のご飯を作ってくれる主婦(主夫)の皆さんには頭が上がりません。ただそんな皆さんからの欲求はおいしい料理を手間なく作りたいというものに傾倒しつつあります。時間をかけて作る家庭料理から、時間をかけずに作る家庭料理に変化しています。

お酢も時短の調味料の一つとして挙げられます。お酢は食品のカルシウムを溶かす作用があるので、小骨の魚や鶏肉などを柔らかくします。とろ火で長くコトコト煮こむ必要がないのは有難いですよね。またお酢の中でも合わせ酢というものがあるのですが、これが凄く便利なものなんです。既に調味してあるの、その合わせ酢だけで料理がサッと一品完成するのです。実際に合わせ酢を作ろうとすると味が決まらず中々時間がかかる調味料です。その合わせ酢を各メーカーから販売してくれています。どれもおいしく失敗しない酢の物が作れるのでオススメです。

今の各調味料メーカーが次々に開発する商品は、時短メインの調味料や器材、材料などです。つい最近某メーカーからボウルとおたまを使わないホットケーキミックスがでましたよね。これの発売を聞いたときはついにここまで来たか、と思いました。今の時代が家族主体ではなく個人主体になっているのがよくわかりますね。私も自分の時間が大切なので、凄く良く分かります。昔はリビングに集まって家族団欒だったのが、今では食事が終わったら個々の部屋にこもるという家庭も少なくはないでしょう。そうした背景があり、それでも食事だけは自分の手でとこういった調味料の開発が進むのです。